おたずねヘルメットは、どうなった?

3週間ほど前のことです。

車に乗って、旦那と映画に行く途中で、信号で止まりました。

それで、ふと電柱を見たのです。

そうしたら、A4の大きさの張り紙がありました。

よく迷子の猫ちゃんや、わんちゃんの情報があったりしますよね。

でもその日、わたしが見たのは「おたずねヘルメット」でした。

すごく丁寧なヘルメットの絵が描かれていました。

細部までしっかりと描かれていて、何というか、愛情を感じました。

あごのへんの紐がこうなっているとか、色はこうなっているとか。

そして、極めつけ。

「だいぶ、くたびれています」

思わず、笑ってしまいました。

よく読むと、おじい様の遺品だそうで、とても大事なものだということです。

「このあたりで失くしたと思います」

ということも書かれていました。

どうして、失くしてしまったんでしょうね。

走っている途中で、落としてしまったのでしょうか。

こういうとき、写真を撮って拡散するべきなのでしょうね。

つい、忘れてしまいました。

次の週にも、そこを車で通りました。

まだ、張り紙はありました。

でも、信号で止まらなかったので、そのまま素通りしてしまいました。

ちょっと後悔しています。

そして、その次の週も通りました。

このときは、もう張り紙ははがされていました。

見つかったのでしょうか。

あんなに愛着のあるヘルメットです。見つかっていて欲しいです。